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少し弱気になった肌を受け止め、前を向く力を与えてくれる存在

弓気田みずほ

美容コーディネーター

百貨店の化粧品バイヤーを経て独立、化粧品ブランドや商業施設のコンサルティングを手掛ける。メディアでは化粧品選びの指南役として幅広く活動。

時代とともに、「敏感肌」のメカニズムが解き明かされるにつれて、「敏感肌」という言葉の意味合いが、変わってきている。

当初は体質や生まれつきのもの、という意味合いが強いものだったが、「デリケート肌」という表現などで、「はかなげさ」「弱弱しさ」を含むニュアンスで使われることも多くなった。さらに、生理周期や季節によって肌のコンディションが変化するのを自覚する人が増えてくると「ゆらぎ肌」という表現が生まれた。

近年、肌を取り巻く環境は、悪化するばかりだ。大気汚染やブルーライトといった外的ストレスだけでなく、リアルとデジタル双方からの内的ストレスも加わり、常に何かしらの刺激を受けている状態といっていいだろう。

ストレス要因にさらされている毎日のなかで、さまざまな不調を抱えているひとは少なくない。なんとなくだるい、寝起きがすっきりしない、おなかの調子が良くない…そんなときは、肌にも不調が起きているはずだ。ケアしても乾燥する、肌がカサカサしてメイクののりが悪い、いつもの化粧水がなぜかしみる…いわゆる「バリア機能が弱っている」状態は、がんばりすぎの生活に肌がSOSを出している状態といえる。バリア機能が低下する、弱くなるという現象は、もう限られた人だけのものではなく、いつでも誰にでも起こりうるものなのだ。

瞑想やエクササイズ、食習慣など、ストレスフルな生活のなかで、心と体の調子を整えることの大切さが見直されているが、心と体の調子がダイレクトに現れる肌のためにも、がんばりすぎている肌をいたわりながら立て直すケアが必要だ。

バリア機能が低下した肌へのこれまでのアプローチは、角層を厚く保護して外的刺激から守りながら回復を待つことと、赤みなどの炎症を抑えてバリア機能がさらに低下するのを抑えることが中心だった。肌を保護することが第一優先のため、どうしても使用感が重くなり、スキンケアとして快適に使える感触を実現することが難しかった。

今回新登場する「エクスバリア」がこれまでのケアと違うのは、化粧水・美容液ゲル・クリームそれぞれの機能・形状に合わせ、弱バリア肌(※1)をケアするために必要な成分を、肌の必要な場所にしっかり届けられるようにした点。これまでのゆらぎ肌ケアの中心だった“優しく潤いを与える”だけでなく、的確に成分を必要なところに届け、さらに最外層を疑似バリア膜で覆い、外的刺激からブロックするという多層にわたるアプローチが、3ステップのスキンケアを行うことで可能になる。

ひとつひとつのアイテムの目的がはっきりしているので、ラインで使う意欲がわいてくる。化粧水が3タイプ、クリームが2タイプと感触違いで配置されているのも、無味乾燥になりがちな弱バリア肌(※1)ケアには珍しいポイント。化粧品本来の「使い心地のよさ」へのこだわりが感じられ、積極的にスキンケアを楽しもうという気持ちにさせてくれる。

この3ステップのスキンケアを丁寧に続けることで、肌にしなやかな強さと揺るがぬ美しさが育ってくる。そして、毎日をがんばる女性たちにとって、いつも調子のいい肌でいられることは大きな自信につながる。「エクスバリア」は、少し弱気になった肌を受け止め、前を向く力を与えてくれる存在になりそうだ。

※1 弱バリア肌:バリア機能が弱まって乾燥・肌あれを繰り返す肌

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