これを嫌いな人はいないだろう。どんな時も肌を包み込む「休息のコスメ」
日本の美容業界を牽引するトップジャーナリスト。様々なメディアの美容記事の企画・執筆、化粧品の開発・監修など幅広く活躍中。
現代女性は疲れている……そう言われ始めた頃「癒やし」と言う言葉と共に、“ヒーリング”がひとつのブームになったりもした。「五感に働きかけるヒーリングコスメ」も、たくさん登場し、みんな、自分を癒すことに夢中になった。でもその時思ったのは、皮肉にも「癒すことに一生懸命で、みんな疲れてしまったのではないか」ということ。
例えば、小川のせせらぎや鳥のさえずりを延々と聞かせるCDを聴いていると確かに、強張った脳がむにゅっと柔らかくなってくる気はするのだが、次第に聴いていることが辛くなる。自分に癒やしを強要しているからだ。
同じように、ヒーリングコスメによって癒やしを自分に強要した。ほうら、癒やされるでしょ?とばかりに、自分に言い聞かせながら。なんだかあんまりピンとこないことにイラついて、逆に疲れてしまったりして。
最近は、こんな言葉をよく聞く。"SNS疲れ"に"化粧品疲れ"。説明するまでもなく、"SNS疲れ"とはLINEのやりとりを面倒に思ったり、「いいね」をもらうことに躍起になったり。冒頭で語った疲れが癒やされないままに、新しい"SNS疲れ"に苛まれている状態。じゃあ"化粧品疲れ"とは? 化粧品をあれこれ使うこと自体に疲れていると同時に、ネットによる情報疲れもあるのだろう。ひとつのコスメに対して評価もあれば批判もある。当然のこととは言え、まさに情報に振り回される日々……。
こうした化粧品疲れを感じている人も含め、本当に疲れている人に知ってほしいのが、この「アユーラ リズムコンセントレート」なのだ。一言で言うなら「休息のコスメ」。
ともかく、これを使うとホッとする。同じ保湿でも強引に潤そうとするコスメも多い中、これは肌を潤すのに、とても穏やか。押しつけがましくない。香りもほのか、いい香りなのに、これ見よがしではまったくない。テクスチャーにも衒いがなく、ふわっと浸透していき、言い知れない安らぎが訪れるのだ。
これを嫌いという人はまずいないだろう。実はそういう化粧品って極めて少ない。いくら感触が良くても香りが良くても、好き嫌いは必ずあるのに、この美容液に関しては、苦手という声をまず聞かない。そういう意味でもスペシャルな一品だ 。
この世に、肌に優しい化粧品はたくさんある。でも肌が不安定になった時、刺激が怖い時、敏感肌用では物足りない。あるいはまた、オーガニックコスメでは癖がありすぎる……みたいに、ちょうどいい一品ってなかなかないものだが、この美容液なら、不安定な時も、安定している時も、自分を優しく支えてくれる。もちろんダメージがある時、調子が悪い時、どんな時でも、大きく包み込むように肌を受け入れ、落ちつかせてくれるのだ。「お守りコスメ」とされるのもそのため。
かつて、"癒やしのコスメ"と言うものになんだか疲れてしまったことをふと思い出した。そしてこれこそが"癒やしのコスメ"なのだと改めて気づいたのである。
ダメージを受けている肌の不安定なリズムに働きかけ、ストレスを受けづらい“生命力ある生き生きしたモチ肌”に導くということで、数々のベスコスにも輝いているこの逸品。 世界三大美樹、過酷な環境下でも育つ強い生命力をもつ針葉樹コウヤマキ配合。塩分の強い湖や砂漠などの過酷な環境に生きる微生物由来のエクトイン配合………。そう聞くと、何やら凄いパワーコスメをイメージするが、実際に出会ってみると、その優しさに驚くほど。
私はそれこそ心身ともに疲れている時、とても自然にこの1品に手が伸びるが、ともかくゆっくりなじませ、ゆっくり目を閉じ、しばらく間を置く。他のものでは得られない静かな時間が訪れる。心も肌も明らかに安らぐのだ。にもかかわらず、肌の中では生命力がみるみる目を覚まし、ぐんぐん元気になる……まったく不思議な美容液である。
OTHER COMMENTS
安倍佐和子
現代女性に必要なのは、ストレスに立ち向かうアミュレットな美容液
天野佳代子
ストレスに対応したコスメとして、多忙な全女性に真っ先に勧めたい
入江信子
さりげない変化から、目に見える手応えへ。肌の好調ぶりに嬉しくなる
神崎恵
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松村有希子
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松本千登世
年齢や肌質、肌を超えて、心や人生までも支えてくれる美容液